主治医が私のところに今後の件を伝えに来た。
治療方針の決定は来週になるとのこと。
という訳で、またもや外泊するつもり。
それとは別に先生にはいろいろと聞けた。
今後の治療のことと自分の病そのものに関して。
今後の治療候補は先週聞いている。↓
1)自家移植のための細胞採取
2)RVD療法
3)強力な抗がん剤治療
それらを聞いて疑問点が出たのでそのことを質問。
Q1
まず1)の場合、採取後も抗がん剤治療が必要と思うが
その後はどんな感じになるのか。
A1
細胞を採取することになったら、そのまま自家移植に進むと思う。
あっ、そうなんだ。
細胞を取って冷凍保存して移植は先のことと思っていた。
Q2
2)の場合は外来治療もできるとのことだが、
1クール入院をして様子を見てその後外来という流れになるのか。
A2
1クールの入院もせず外来にうつれると思う。
Q3
強力な抗がん剤治療の場合、5日点滴をする、ということを
聞いているが、何コースかは入院となるのか。
A3
3コースくらいを予定している。
点滴投与後、1週間くらい骨髄抑制があるためその間は入院が必要。
数値が上がってきたら一時退院、という流れになる。
3ヶ月くらいは入院となる。
Q4
ドナーさんの進捗具合の件
A4
まだ難しい状態。2座違うことも含めて探しているが、
2座違う場合はGVHDをそれなりに覚悟しなくてはならない。
あとは臍帯血移植も検討する。
Q5
臍帯血移植もドナーバンクのように登録が必要なのか。
骨髄バンクより見つかる可能性は高いのか。
A5
臍帯血移植の場合はネットで検索ができるため登録の必要はなく
医師が依頼をする。
臍帯血の場合、骨髄より型が少しずれても移植可能なため
見つかる可能性は高くなる。
Q6
臍帯血移植も骨髄移植も効果としては同じ感じなのか。
A6
そこが難しいところ。
(私と同じ病気で)臍帯血移植をした報告が上がっていないため
何とも言えない。
Q7
私の病気は骨髄腫と似た治療をしていると思うが、
骨髄腫の場合、自家移植をすることが多く中には同種移植を
する人はいると思うが、白血病の同種移植より移植関連死が多い
という情報を見たことがある。
そういったこともあるから自家移植の方が多いのか。
A7
骨髄腫は形質細胞ががん化した病気で、形質細胞は免疫細胞を作るもの。
移植で免疫力が下がることと病でも免疫力が低下していることが
影響していると考えられる。(白血病より関連死が多いこと)
同種移植はやはり強力な治療で骨髄腫は高齢の方が多いため、移植が
難しいということもある。
Q8
私と同じ病の患者さんは他にも日本いるのか。
骨髄腫と似た感じで高齢に多いのか。
A8
いるにはいる。どちらかと言えば高齢に多い病。
Q9
骨髄腫と似ていても進行が違い私の病の場合は早いと聞いているが
どれくらい違っていて、それは何か悪化したときも
私の病の場合、進行が早いから早めの対処が必要となるのか。
A9
形質細胞ががん化していることは同じだが、遺伝子の異常が違う。
(私の病の場合)暴れん坊な動きをして進行が早い。
骨髄腫の場合、検査で異常が出て症状に出て治療に移るのに
1年くらいだが、(私の病の場合)は1〜2ヶ月。
(悪化した時も)同じようなことが言える。
忙しそうな先生だが今回はいろいろ聞けて勉強になった。
ひとつ知ると疑問が湧いたり、この理解で合っているの?
ってなったりしてまた聞きたいことが増えてしまうのだが。
とにかくもやもや〜としていたことがちょっとスッキリした!